- ウド【独活】
- ウコギ科 Aralia cordata
- 別名/やまうど、くさだら、つちだら
名前の由来
風もないのに動くので、中国で独活の字を当てたと言われ、「うごく」が変化してウドになったという説や、茎は生息すると中空になるので宇登呂(うどろ)と呼ばれ、ウドになったという説、土の中に「うずくまっている」若い芽を食用とするので「埋(ウゾ)」が転じたという説などがある。
自生地
北海道・本州・四国・九州の山地や山すそなどの日当たりのいい斜面や林縁にも自生。急斜面で崩落した土が積もるような所に自生するウドは、栽培される軟化ウドのように白い部分が長い。軟化栽培の発想のもとに違いない。軟化栽培ウドに対して、野生のウドや緑化栽培ウドと呼んだりするが、軟化も緑化したウドも同じものである。
採取時期と部位
4〜7月に若芽や大きくなった芽先部分、蕾。