フキ・ふきのとう

フキ・ふきのとう
  • フキ【蕗】
  • キク科 Petasites japonicus
  • 別名/やまぶき、みずふき、ふうき、ふきんぼ
  • ふきのとう別名:ばっけ、ばんけ、ばんかい、ばっきゃ、など多数

自生地
本州・四国・九州の山野の林床、林縁、道脇、平地の田畑の周辺、土手などの日当たりのよいところに自生
採取時期と部位/4〜7月にふきのとうや葉柄を採取。ふきのとうが成長した花茎も採取。

外観と見分け方
雌雄異株の多年草。根出葉はじん円形で長い葉柄がある。ふきのとうは、フキの蕾のことで、雄花は黄色、雌花は白色で綿毛状になっている。雄花は徐々に伸びて花粉を出すと茶色くなり枯れる。雌花は雄花より高く伸びて、たんぽぽのような綿毛の付いた種子を飛ばし、雄花より遅くまで枯れない。数少ない日本原産の野菜で、最も古いもののひとつとされ、平安時代にはすでに栽培が始まっていた。

からだにいい情報
咳止めや痰切りなどに用い、生薬名は蜂斗菜(ほうとさい)。

食べる部位と食べ方
ふきのとうは天ぷらやフキ味噌に、葉柄を煮ものや炒めものにする。ふきのとうが高く伸びた花茎も採取して、炒めものや天ぷらにする。花茎は皮をむく必要がなく、調理は簡単で、アクで手が黒くなることも少ない。

スキル

投稿日

2019-02-11

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2019-02-11